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室内ではきれいな肌に見えるのに、太陽光の下で見ると肌が汚い！？これってなんで？？？解決策はある？

室内ではきれいな肌に見えるのに、太陽光の下で見ると肌が汚い！？これってなんで？？？解決策はある？

いつも通りのスキンケアをして、いつも通りにメイクをして、ぬかりなく準備をしたと思っていても、太陽光の下でふとクルマの窓や鏡に映った自分の肌を見て愕然としてしまった経験ってありませんか？？
筆者はたびたびあります。そしてその度にひどく落ち込みます(笑)
ではなぜそう見えるのか？どれが真実の自分の肌なのか？解決策は何があるのか？
今回はそんな内容を検証していきたいと思います。

なぜ太陽光の下や外出先では違った肌に見えてしまうのか？

なぜならば、外では太陽の光で毛穴の凹凸、小じわなどが陰になって鮮明に浮かび上がることにより、目立ってしまうからなのです。
反対に室内だと、太陽の光の真下という事がなく、明かりが外より薄暗いので悩みがあまり目立たなく見えるのですね。
室内でも太陽光に近いところで鏡を見るのと、太陽の光が入ってこない暗い部屋で見るのとでも違って見えてきます。

光のバランスで肌の見え方は違って見える

人工の明かりでも、オレンジ系・白系・青系など、色のバランスも様々で、光の色に応じて肌の見え方も違って見えます。
日本人の肌は黄色っぽいので、人工のオレンジ系の光の下ですと特にきれいに見えます。
素肌の色と、シミやクスミ、赤みなどの色とのメリハリがつかなくなる事によって、肌色がまんべんなく統一されて一見きれいな肌に見えるのです。
また、鏡と自分の置かれた距離で説明をすると、実は「鏡と自分との距離」というより「鏡と光の距離」の問題であって、「鏡と光の距離」と「その光の色味」により鏡に近い方が綺麗に見える場合も、汚く見える場合もあるという事です。
鏡のすぐ上からオレンジの光を照らせば、「鏡と自分の距離」が近いほど肌は綺麗に見えると思います。
「鏡と自分の距離」が遠すぎれば、これはもう単に視力の限界の問題で、遠い物ほど細かい部分は見えませんし、色も統一されて見えます。

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太陽光の下で見るお肌が紛れもない真実の自分の今の肌！

上で解説した内容をまとめると、太陽光の下で見る肌が紛れもない今の自分の肌ということになりますね。
肌のアラを隠すために厚塗りにしてみても、太陽光の下では何だかガサガサした肌質に見えてしまうため、厚塗りにしないで外に出てみても、次は肌の悩みをきれいにカバーできないではないか。。。と途方に暮れてしまいます。
ただし、他人が感じる肌の質感は、光のバランスや距離感、感じ方に個人差があるため、自分が思い悩んでいるほど人は気にしていない事もよくあるので、くよくよと悩まず解決策を見つけ正しくケアしていくことがベストです！

汚肌の悩みを解消するなら迷わずお医者さんに相談してみよう

自己流で解決したり、諦めたりするのではなく、クリニックを受診してみるのが絶対にオススメです。
悩んでいる事の原因を特定できたり、治療法の種類や説明をきちんとしてくれたりと自分では分からない事を皮膚のプロはたくさん教えてくれます。
受診した上で、さらに自分でもできる正しいケアをする事で、よりきれいな肌を作る事ができます。
自分に合うクリニック、そして治療方法を見つけてお肌の悩みから解放されましょう。

皮膚科と美容皮膚科の治療の違い

皮膚科と美容皮膚科の違いは、大きく分けると保険が適用されるかされないかという所です。
皮膚科の場合は主に、皮膚の病気などの治療をしており、保険が適用される場合がほとんどです。
美容皮膚科の場合は、美容を目的とした治療ということで、自費の場合が多く保険が適用されない場合がほとんどです。
また、皮膚科の治療の場合は飲み薬や塗り薬などで治療する場合がほとんどですが、美容皮膚科の場合は飲み薬や塗り薬の他にもケミカルピーリングやレーザー治療など、個々の希望に合わせて選ぶ事が出来ます。

肌の悩み別治療方法

⚫ニキビ
皮膚科では殺菌作用のある抗生物質の塗り薬が処方されたり、ニキビの原因となる毛穴のつまりを取り除いてくれたり防いでくれたりする塗り薬が処方される場合が多いようです。
この場合のほとんどは保険が適用されるのでこの治療からスタートし、必要があれば飲み薬も処方される場合もあります。
飲み薬としては炎症を抑えてくれる抗生物質や皮脂のバランスを整えてくれるホルモン剤、ニキビの原因となるビタミン不足を補ってくれるビタミン剤などが処方される場合が多いようです。
それでもニキビが治らない、気になるという場合は自費治療になりますが、美容皮膚科で毛穴のつまりを取り除いてくれるピーリングなどがオススメです。

⚫ニキビ跡
皮膚科の場合は主に塗り薬が使用される場合が多く、ピーリング効果や殺菌作用の成分が含まれているものがほとんどです。
この塗り薬を使用する事で、肌の新陳代謝が活発化し肌が再生する事でニキビ跡が減るという効果が期待できるというものです。
美容皮膚科の場合は自費治療ですが、フルーツ酸などを使った薬剤を肌に塗り、古い角質細胞の一部を除去する事でお肌のターンオーバーを促してくれるケミカルピーリングや、いくつか種類がありますがレーザー治療で肌の再生を促す方法、ビタミンCやビタミンEなどの有効性分を微弱の電流を使ってお肌の奥まで浸透させ、メラニンを抑制したり皮脂を抑制してくれたりしてくれる効果の期待できるイオン導入などで治療する事ができます。

⚫毛穴
皮膚科の場合は病気ではないため保険が適用されず、美容皮膚科をオススメされる場合がほとんどです。
しかし、毛穴が開いていると思っていたが実はそれがニキビや湿疹だったという場合もあるそうで、その場合は皮膚の病気として保険適用され皮膚科での治療になる場合があります。
美容皮膚科の場合の毛穴の治療法としては、毛穴詰まりの原因となる角栓の除去にオススメなケミカルピーリングや黒ずんだ毛穴、皮脂の過剰分泌による毛穴の開きなどに効果が期待できるとされているレーザー治療などがオススメされています。

⚫シミ
毛穴の悩みと同じで、皮膚科の場合は保険が適用されず美容皮膚科をオススメされる場合がほとんどです。
美容皮膚科の場合は、肌のターンオーバーを促してくれる塗り薬で治療する方法や、メラニンの生成を抑えたり色素沈着を抑えたり、美白効果成分が配合されている飲み薬を使用する治療法、シミをかさぶた状にして剥がれ落とすレーザー治療などがオススメされています。

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治療費や通院の回数について

以下、およその治療費と平均的な通院回数になります。
『ケミカルピーリング』
・1回約5,000円～10,000円前後
・5～10回程度必要
・2～4週間程度の間隔をあけて通院する(1回では充分な効果を得る事が難しいので、長期的に治療する事が望ましい)

『レーザー治療』
・顔の一部の場合は平均1万円～
全顔の場合は平均2万円～25万円程度
・最低5回以上
・4～8週間程度の間隔をあけて通院する事がオススメ。治療直後は肌がかなり赤みを帯び、治療後3日～7日程度かけて赤みがひいていく流れです。

『イオン導入』
・1回約5,000円～
・最低月に1回
・肌へのダメージを抑えるために少なくとも2、3日は間隔をあけた方が良いとされています。週に1～2回程度が望ましいとされています。

『塗り薬、飲み薬』
・塗り薬の場合は1本約500円前後、もしくはそれ以下
・飲み薬の場合は1週間あたり約500円以下
・薬が効かない場合、もしくは継続して使用する場合は通院が必要。

皮膚科を選ぶポイントは保険適用治療か自費治療で選ぶ

保険適用治療の場合は保険がきくので自己負担額は抑える事ができ、適切な治療を受ける事ができます。
ただし使用されるお薬や治療法などがある程度限られた状態での治療となり、自分で治療法を選ぶ事はほぼ出来ません。
自費治療の場合は保険がきかないので全額自己負担となり費用が高くなるのが特徴ですが、保険適用治療のものにプラスして幅広い治療法を受ける事ができます。
最先端の医療器具なども使われており、治療法も自分で選ぶ事ができます。

皮膚科専門医が行っている病院・クリニック

皮膚科専門医は日本皮膚科学会で認定されている皮膚科医のことで、認定書が発行されているそうです。
待合室や受付近くに飾られている場合が多いそうで、いくつかの分野（例えば皮膚科以外にも内科や小児科も診療している）を診療しているという場合は、皮膚科専門医ではない可能性もあるそうなので、皮膚科専門医が開業している病院やクリニックがオススメです。

最後に

皮膚の悩みの原因の多くは生活習慣が関係しているものがほとんどです。
せっかく時間をかけて治療をしても、生活習慣が原因となっている場合はまた再発してしまうことも考えられます。
クリニックで治療を受けつつ、自分の乱れた生活習慣も見直して、なおかつ正しいスキンケアも身につけて、ぜひ人にうらやましがられるような美肌を手に入れましょう。