夏に気になる「ワキガ」の臭いって美容整形で治せます

[わきが・多汗症] / 2,487 views

「ニオイ」ってなかなか自分で気づきにくいものですよね。

特に夏は薄着で、暑くて汗を沢山かく時期になりますので、ニオイの原因は突き止めておきたいですよね。

脇の下というのは、汗腺が2種類ありまして、「エクリン汗腺」と、「アポクリン汗腺」に加えて、脂が出てくる「皮脂腺」というのがあります。この3つから分泌される汗や脂が混ざり合って、更に雑菌が繁殖して分解されるとニオイが発生してきます。

エクリン汗腺

全身にあるのですが、暑いとき、運動をした後の体温調節の為に体外へ汗を放出して熱を発散する役割があります。

99%が「水分」、1%は「塩分」でできていて、さらっとしていてニオイはありません。

アポクリン汗腺

「ワキ」、「乳輪」、「陰部」、「耳の穴」などの体の特定の部位にある汗腺です。

「脂肪」、「鉄分」、「アンモニア」などからできていて、やや粘り気・ニオイのある汗です。この成分を雑菌が分解すると嫌なニオイが生まれます。

ワキガにオススメな施術方法

◇クイック法

ややワキガの方にオススメなメスを使わない方法です。脇の下に数ミリの穴をあえて、「極小カニューレ」という細いストロー状のものでニオイの原因の「アポクリン汗腺」を吸引して取り除きます。

30分ほどの施術時間で、ほぼ分からない5㎜程度の傷が残ります。50％程度の除去。

◇ボトックス・ボツリヌストキシン注射

ややワキガの人にオススメなメスを使わない方法です。脇に注射を打つだけの方法で約10分の施術で完了します。

効き目は半年から1年続きますので、軽度の方はこの方法がオススメです。

◇コンビネーション法

中程度のワキガの方にオススメで、2種類の施術方法を組み合わせた方法です。

先ほどのクイック法でアポクリン汗腺を吸引した後に、更に脇下の皮膚1㎝程度を切開して、更にアポクリン汗腺を除去していきます。

50分程度の施術時間で、術後の痛みや腫れも少なく、傷はシワに沿った線状に1本傷が残ります。60～75％程度除去。

◇剪除法

ニオイの強いワキガの人にオススメな施術方法で、アポクリン汗腺をしっかりと除去します。

脇の下の皮膚を3～4㎝切開して肉眼で確認できる全てのアポクリン汗腺を除去します。

60分から120分の施術時間で約90～95％除去。シワに沿った1本線状の傷ができます。

まとめ

ワキガと言っても様々な種類があり、症状によって適している施術方法は異なりますので、事前にクリニックのカウンセラーやドクターに相談してあなたに適した手術をしましょう。

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