ワキガを卒業したい！その悪臭、クリニックで治せます

わきが５

[わきが・多汗症] / 2,100 views

多くの人が気にしている脇の臭い。制汗剤が多く販売されていることからも、臭いで悩んでいる人の多さがうかがえますね。脇の臭いは嫌なものですが、ワキガの臭いは独特で強烈です。他人にも気づかれるので、ワキガなら治療したいと思う方がほとんどだと思います。

ワキガとは？

ワキガの臭いは、アポクリン腺という汗腺の出す汗の成分が、常在菌に分解されることで発生します。

アポクリン腺は誰もがもっている汗腺ですが、アポクリン腺が大きかったり数が多かったりすると、ワキガとなってしまいます。

私ってワキガ？と思ったらクリニックへ

ワキガはデリケートな問題なので、気軽に他人に聞けることでもなく、指摘しにくいものでもあります。自分で判断に困ったら、クリニックを受診するのがおすすめ。利害関係のない専門家に診断してもらうのが一番正確です。

ワキガの治療法

ワキガの治療は、ワキガの程度やクリニックによっても違ってきます。代表的な治療方法をご紹介します。

〈軽度の場合〉

・外用薬、内服薬で様子を見ます。生活習慣を改善することで、臭いが軽減することも。

〈中度の場合〉

・ボトックス注射→ボトックスを注入することで、汗腺からの分泌を抑えます。

短時間の施術時間で、痛みも少なく、手術跡は針跡だけですみますが、効果は1年以内になくなってしまいます。

・レーザー療法→レーザーを照射することで、汗腺を破壊します。短時間の施術時間で、痛みも少なく、手術跡もごくわずかです。効果は半永久的と言われていますが、重度のワキガだと再発することがあります。

・電気凝固法→毛穴に細い針を挿入し、電気を流して汗腺を凝固します。多少の痛みはありますが、治療跡がほとんど残りません。再発する可能性があると言われています。

〈重度の場合〉

・剪除法→3～5センチ切開し、皮膚の下にあるアポクリン腺を一つずつ除去します。手術中は麻酔を使用するため痛みはありませんが、傷が治るまで多少の痛みがあります。効果は半永久的。

・マイクロリブーム法→1センチ程切開し、そこから器具を挿入してアポクリン腺を粉砕・除去します。手術は麻酔を使用するため痛みはありませんが、術後に3日前後痛みがあることがあります。効果は半永久的。

ワキガの治療で注意したいこと

どんなワキガの治療をしても、完全にアポクリン腺を除去することはできません。また、ワキガの治療をしても無臭にはなりません。医療技術と制汗剤などのお手入れを組み合わせて、上手に脇の臭いと付き合っていきましょう。

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