患者さんと向き合った仕事を大切に！東京・北村クリニック

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信念をもって分院展開を行わない美容外科クリニック

北村クリニックは東京、日本橋に所在する２０年以上開業している美容整形クリニックです。

ある口コミサイトでの体験者コメントはかなり好評でしたし、院長は著書も多く出し、テレビ出演も多数こなしている実力者。でもこのクリニックは大手を目指して全国展開するつもりが全く無いそうなのです。

理由として、北村義洋院長が挙げていることを要約しますと、

・医師やスタッフの技術に差ができ、最新機器や手術法の導入にも影響が出て、「常に最善の治療を提供する」ことが困難になる。

・事業家ではなく医師として、患者と正面から向き合って、最善の結果へ導くことを第一にしたい。

ここからだけでも院長のポリシーが良く感じられます。この北村院長ですが、慶応の理工学部に入ってから東京慈恵会医科大学を卒業して、東京警察病院形成外科入局、という、少し変わった経歴を持っています。形成外科・麻酔医療を学んだ後に、４年で北村クリニックを開院しています。

東京近くにいない患者さんには不便ですが、院長がそれぞれの患者をしっかりとケアしてくれるクリニックに安心感が持てる、と思う方には、来院候補に入れられる病院かもしれません。

幹脂肪細胞注入方のバストアップで定評あり！

北村クリニックは、自分の体から吸引した脂肪を注入するバストアップ整形を得意としています。シリコンバックを挿入する豊胸は行っていません。脂肪注入によるバストアップ法は、安全で仕上がりに違和感がない、という嬉しさがある一方で、一般的に定着率が低くて脂肪は長くて１年ほどで吸収され、元のバストサイズに戻ってしまう、ともよく耳にします。

北村クリニックでは、「コンデンスリッチ豊胸」と呼ぶ手法をとって、脂肪の定着率をなんと８０％にまで引き上げたといいます。これが本当であれば、バストサイズにコンプレックスはあるものの、異物を入れての豊胸手術には抵抗がある、と悩む女性には朗報ではないでしょうか。

コンデンスリッチ豊胸とは、注入に適さない血液や死んだ細胞などを除去して、健全で良質な脂肪細胞だけを濃縮して注入する方法だとのことです。このケアが脂肪の定着率を上げているのですね。

また、注入に使用する脂肪を取る際に、「ベイザー脂肪吸引」という方法をとることで、W効果で定着率をアップさせることが可能になるといいます。この吸引法では、３G超音波で脂肪を乳化させ、細胞単位に分離・遊離させた状態で吸い取ります。脂肪除去という観点でも、最大９０％の脂肪を取り除くことができるそうです。

こちらのクリニックでは、バストアップ後の仕上がりのナチュラルさにも人気がある様です。

北村院長からの、美容外科クリニック選びのアドバイスとは？

美容外科クリニック選びは、当事者にとっては切実な、定義された答えがない難しい問題です。北村院長は、クリニックのHPの中で、クリニックの正しい選び方について、かなり詳しく説明しています。

◆行っている手術法から判断（技術の新しさ、効果、安全性）

◆ドクターの経歴から判断。整形外科医のキャリアが長いこと

◆カウンセリングを重視していること

◆料金が明示されていること（あいまいな追加料金設定がある処は避ける）

◆極端な低価格を売りにしていないこと

◆各種学会に参加していると良い（新技術に興味を持っている）

◆クリニックの方針や院長のポリシーなどに共感できる

どれも当然の内容ではありますが、クリニック選びの良い参考になりそうですね。

ちなみに北村院長は、お菓子や自動車などのプライベート写真、そして実際の手術写真もまじえながら、整形外科に関するかなり細かいブログを公開しています。量があるので全部読むのはちょっと大変かもしれませんが、こちらのブログの内容から、北村クリニックのポリシーに共感できるかどうか、判断ができるかもしれません。

また北村院長は、“焦らず、じっくり、慎重に”クリニックを選ぶようにとも書き添えています。

実際に施術をうけるかどうかは別にしても、クリニックの公式HPに目を通すだけでも、病院選びの助けになるかもしれないと感じました。