ドクターたちが大予想!2016年の整形ビッグトレンド【海外編】
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早いもので今年も終わりに近づいていますが、2015年は美容整形業界にとってどんな年で、2016年にはどんなことが予想されるのか、「リアルセルフ(RealSelf)※美容整形に関するアメリカの総合情報サイト」では、認定専門医のドクターたちに聞いてみました。
それでは、彼らの意見をご紹介していきます。
巨乳よ、さよなら
大きめの豊胸バッグを入れる人の数は減ってきている、と「リアルセルフ」の美容整形外科ドクターたちは言います。2014年に比べ、小さめのバッグを選ぶ女性が増えてきていると39%のドクターが答えています。
実際、女性の“理想のバスト”はどのように変化したかという質問に、“以前より大きめの豊胸バッグを選ぶ女性が増えた”と答えたドクターよりも“小さめの豊胸バッグを選ぶ女性が増えた”と答えたドクターのほうが2倍も多い、という結果になりました。
ドクターたちによると、これは“理想のセレブ像”の変化を反映している、とのこと。
「人々はフライドポテトも豊胸も、もう“スーパーサイズ(特大サイズ)”を選ばなくなってきました」と、米オレンジカウンティのラヴィニア・K先生。バストの小さめな美人セレブ、ケイト・ハドソンやリアーナ、グウェン・ステファニーらの谷間が憧れだとして、女性たちが例を挙げることが増えてきていると、先生は言います。
また、小さめのバストに興味があるのは、豊胸を考えている女性だけではなくなってきました。「リアルセルフ」のドクターたちは、乳房縮小術(脂肪などを取り除いてバストを小さくする手術)のリクエストも増えていて、特に10代の女性からの注目が高いといいます。TVドラマ「モダン・ファミリー」のスター、アリエル・ウィンター(17歳)が自身の大きめのバストを乳房縮小手術で小さくし、メディアの注目を集めたことが影響しているのかもしれません。
もっとボリュームのある唇で2015年にお別れのキスを
最近発売されたカイリージェナーのリップ・キットの人気が象徴的かもしれませんが、2015年、「唇」はビッグトレンドでした。大げさではありません。皮膚科医の30%と、顔専門整形外科医の43%は、2014年に比べ、2015年は女性からの唇に関連するリクエストが増えたと言っています。
米ビバリーヒルズの顔専門整形外科医、ポールS. ナシフ先生は、数が増えただけではなく、カイリーの写真をクリニックに持参する女性が急増したと言います。でも、先生のアドバイスは?「若すぎるうちからしない方がいい」ということでした。
「カイリーを批判しているわけではありませんよ。彼女はきれいだし、あの唇も美しいと思う。だけど、個人的には、(大人になるのを)待つことを勧めますね」ナシフ先生はピープル誌にそう語っています。
ボリュームのある唇、といって女性が思い浮かべるセレブはカイリーだけではありません。セレブの体のパーツで、一番よくリクエストがあるのは?という質問への回答で、2位はアンジェリーナ・ジョリーのあの有名なぽってり唇でした(1位はカイリー)。
見えない部分の“マミー・メイクオーバー(出産後のママのための若返り整形や治療)” に備えて
“マミー・メイクオーバー”には様々な種類があり、近年人気が出てきつつあります。「リアルセルフ」の整形外科医は、体の見える部分だけを引き締める治療ではなくなってきたと言います。2016年には膣の若返り(膣縮小術)のリクエストが増加するだろうと、39%のドクターが予想しています。
その名前のとおり、この手術は膣を若返らせて引き締める手術で、出産後の女性たちのあいだで特に人気です。『サーミVa(ThermiVa)』や『フェミリフト(FemiLift)』などの膣の若返り(引き締め)に特化した機器が米国食品医薬品局(FDA)に承認されたことや承認申請中であること、マスコミに取り上げられることが増えたことなどによって、より関心が高まることが予想されます。
2016年、上を向いて(あごも上げて)いきましょう
なにか1つだけこの記事から持ち帰るのであれば、「2016年は“あごと首まわり”の年になる」、是非これにしてください。68%もの圧倒的多数のドクターが、2016年にはあごと首まわりの施術のリクエストが多くなると予想しています。整形外科、顔専門整形外科、皮膚科、それら3分野すべてのドクターたちがそう言っています。
では、どのような患者さんが施術を受けるのでしょうか?
主に男性です、とドクターたち。美容整形が“タブー”ではなくなりつつある結果、というのも少なからずあります、と米ニューヨークの皮膚科医セジャール・シャー先生。
「女性がこれまでに既に済ませてきた手術を、男性がこれからしていくことになるでしょう」
男性が整形したいと思うとき、理想とする典型的な男らしさに近づけるような体のパーツをもっと強調したい、という欲求に駆られやすいのです。そういうわけで、男性の関心は“あご”に集中しています。26%のドクターによれば、男性患者はある特定のセレブの体格を理想のイメージとして持っているとのこと。そして、ブラッド・ピットのあごのラインを理想としている男性が最も多いそうです。
でも、力強いあごを手に入れたい、といった男性たちの願望は、今に始まったことではないはず。なぜ今、こんなにも注目されているのでしょうか?
シンプルにいうと…選択肢が増えたから、なのです。
「首まわりに着目する人が増えています」と言うのは、米フィラデルフィアの整形外科医、ルイスP. バッキー先生。
「セルフィーの人気や、首まわりに対応するメスを入れない治療が進化したおかげですね。『クールミニ(CoolMini)※二重あごに対応したクールスカルプティング』そして『カイベラ(Kybella)※二重あごを解消できる注射』がそれです」
このことは「リアルセルフ」にとってはサプライズでもなんでもありません。というのも、FDAで承認されて数か月も経たないうちから、『カイベラ』の注目度はうなぎ登りだったからです(この名前、「リアルセルフ」のサイト内で検索数が第3位なんですよ。)
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