金の糸(ゴールデンリフト)
概要・効果
この施術は金で出来た糸を使ってたるみやしわを改善する施術になります。金の糸は純度の高い純金で出来た毛髪ほどの細さの糸を皮膚に埋め込んでたるみやしわを改善する事が出来ます。糸による刺激が筋膜に加わるので筋肉が緊張し、すぐにリフトアップの効果が現れます。また、皮膚に金の糸を埋め込む事によって血行が促進され、さらに糸がコラーゲンの元である線維芽細胞を刺激する事で糸の周りにコラーゲンやエラスチンが生成されるので肌のハリや弾力を増す効果も期待出来ます。通常の金の糸は吸収糸を使用しませんが、吸収糸の周りに純度の高い金をコーティングしている溶ける金の糸と呼ばれる方法もあります。金の糸は通常の糸より耐久性が高いと言われているので効果の長期持続が期待出来ます。金属アレルギーの方や妊婦は適応しないという面があります。また、金の糸を埋め込んだ状態ではレーザー治療を受けられないので事前に医師との相談をするようにしましょう。
こんな方におすすめ
顔のたるみを解消したい方。メスを入れるのに抵抗がある方。半永久的な効果を望んでいる方。
メリット
個人差はあるが効果が10年~15年続く。皮膚の老化全般に効果がある。一度埋め込むと、半永久的に効果が持続される。
デメリット
妊娠中の人や金属アレルギーの人は適応しない。科学的に明確な根拠は証明されていない。
失敗例
糸を使用した施術に共通して言える事ですが、糸を固定した部分が膨らんで目立ってしまう事があります。また、皮膚の薄い人や色の白い方では挿入した糸が透けてしまうというトラブルもあります。これらのトラブルは糸を抜去する事で解消されます。また糸に伸縮性がないため皮膚に糸を埋め込む事で異物感や引きつりを感じる方もいらっしゃいます。金属アレルギーを持っている方はアレルギー反応が起こるのでステロイド等で解消します。
施術の名医
金の糸は顔のたるみ解消の施術としては効果も大きく、有効な施術ですが、患者の症状や部位によっては適応しない事もあります。そのため患者個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。顔は特に人に見られる場所であるためシミュレーションの活用やデザイン力、経験の豊富さも求められます。加えて糸の挿入技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
クリーム麻酔、局所麻酔
術中・術後の痛み
術後は人によっては軽い痛みを感じる。
ダウンタイム
全体的な腫れは1~2週間ほど続く。
施術時間
施術時間は30分~45分ほど。入院の必要はなし。
料金相場
大体の相場は30万円~80万円前後。