大胸筋下法(豊胸バッグ)
概要・効果
大胸筋下法は豊胸バッグの施術方法のひとつです。大胸筋下法とは胸にある大胸筋と小胸筋の間にバッグを挿入する事で豊胸効果を出すという施術になります。大胸筋は分厚い筋肉なのでバッグを挿入しても感触などは自然な仕上がりになります。やせ気味の方に適応する施術です。施術の流れとしては脇の下のシワに沿って2~3センチ切開し、そこからバッグを挿入していく流れになります。脇の下を切開するので傷跡が目立つこともありません。大胸筋下にバッグを入れるため授乳などに影響が出る事もありません。しかし皮下脂肪が多い方や加齢により乳房が垂れ気味の方にはあまりおすすめできません。
こんな方におすすめ
貧乳気味でバストアップを望んでいる方。やせ気味の方。
メリット
傷跡が目立ちにくい。大胸筋下にバッグを挿入するので感触などに不自然さが出ない。
デメリット
大胸筋が発達している人はやや感触が硬くなる。大胸筋が発達している方は感触がやや硬めになってしまう為適応はしない。胸に谷間が出来にくい。
失敗例
大胸筋下にバッグを挿入するため、大胸筋の力でバッグにずれが生じてしまう事があります。元々大胸筋が発達している方は硬い感触になる事もあります。また術後は腫れやむくみ等で仕上がりがはっきり分からないため実際の仕上がりよりもサイズが大きく見えてしまいます。そのため仕上がりが十分ではないと感じる方もいらっしゃいます。その場合はさらに大きめのバッグと入れ替えする事も出来ますが、難易度も高く感染のリスクも高くなります。豊胸バッグを使った施術全般に言えますが被膜拘縮が起こってしまう事があります。被膜拘縮とはバッグ全体に膜が出来、硬くなる事で形が不自然になってしまう事です。
施術の名医
大胸筋下法は見た目も自然な仕上がりになるので優れた施術方法ですが、皮下脂肪が多い方には適応しない事があります。そのため患者個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。バストは女性にとっては大切なパーツであるためシミュレーションの活用やデザイン力、バッグ挿入の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
全身麻酔と局所麻酔を使用する事が多い。
術中・術後の痛み
術後2日間ほどは少々強い痛みを感じる事がある。
ダウンタイム
3日間ほどは強い痛みと腫れが見られる。全体的な腫れは2週間~1か月続く。
施術時間
施術時間は45分~60分ほど。
料金相場
大体の相場は40万円~60万円前後。