下腿筋萎縮術(ふくらはぎ痩身)
概要・効果
この施術はふくらはぎの筋肉を縮小させる事でふくらはぎを細くする施術になります。下腿筋(かたいきん)委縮術では大根足と呼ばれる太い足を筋肉を切断する事によって細くしていきます。施術の流れとしてはふくらはぎの一部を切開し内側腓腹筋、外側腓腹筋やヒラメ筋のうちの1つの神経を切断していくという流れになります。ふくらはぎの出ている部分によって切断する神経の場所は異なります。内側が出ている場合は内側腓腹筋、外側が出ている場合は外側腓腹筋かヒラメ筋の神経を切断するという具合です。神経を切断する事によって時間の経過とともに筋肉が痩せてくるので、ふくらはぎは細くなります。筋肉が原因でふくらはぎが太くなっている場合は脂肪吸引などが適応しないので有効な施術と言えます。技術によっては筋肉の神経を切断する事で筋力が弱まってしまう事もあるので、名医のいる病院を選択する事が大切です。
こんな方におすすめ
筋肉の発達が原因でふくらはぎが太くなっている方。大根足を改善したい方。
メリット
脂肪吸引で解消出来ないふくらはぎの太さを解消できる。筋肉自体を細くするため、確実な痩身を見込める。
デメリット
ふくらはぎの筋力が弱まってしまう。歩行障害になるリスクがある。
失敗例
施術前には筋肉がどれだけ委縮するのか判断出来ないため思ったような仕上がりにならない事があります。委縮の程度が判断できないためにふくらはぎの太さに左右差が生じてしまう事があります。また神経が数本に分かれているタイプの方がおり、神経を切断しても切り残しが生じて十分な効果が得られない事があります。医師の技術にもよりますが神経の扱いによっては足に痺れが残ってしまう事があります。最悪の場合歩行困難に陥ってしまう事もあります。
施術の名医
ふくらはぎは脂肪吸引の効果が出ない事があるので有効な施術です。しかし神経を切断する施術なので慎重に施術をする必要があります。少しでも仕上がりへの不満を無くす為には、事前のシミュレーション時に患者とイメージの共有が出来る医師が望ましいと言えます。デザイン力も重要になります。過去に施術を経験した方に感想を聞いて医師を選ぶという方法も有効です。カウンセリング時にメリット・デメリットの説明、保証内容などを患者にしっかり伝える事が出来る点も重要になります。
麻酔
局所麻酔か静脈麻酔。場合によっては全身麻酔を使用。
術中・術後の痛み
術後2、3日は歩くときに強い痛みを感じる人もいる。
ダウンタイム
2、3週間で腫れや痛みは落ち着く。稀に3~4週間程度、腫れや痛みが続く場合がある。
施術時間
施術時間は40分~1時間ほど。入院の必要あり。
料金相場
大体の相場は40万円~80万円前後。