スプリングスレッドリフト
概要・効果
この施術は特殊な糸を使用してほうれい線やたるみを解消する施術になります。スプリングスレッドリフトは4方向を向いた突起が1センチ当たり24個ほどの密度でついたスプリングスレッドという糸を皮下組織に引っ掛ける事でリフトアップ効果を得る事が出来ます。スプリングスレッドは他の糸に比べると伸縮性があり溶けないので効果の持続も見込めます。また、糸の周囲にはコラーゲンやエラスチンが生成されるので肌のハリや弾力を増す効果も期待出来ます。切開を伴わないため手軽に若返り効果を得る事が可能です。丸みを帯びた糸なので血管や内部組織を損傷する事がないため安全性でも優れています。仕上がりも立体的で自然な仕上がりなので糸を使うフェイスリフトの中でも大変有効な施術と言えます。
こんな方におすすめ
顔のたるみを解消したい方。メスを入れるのに抵抗がある方。
メリット
リフトアップ効果に加えて肌の若返り効果もある。皮膚や組織へのダメージが少ない。伸縮性があり、自然な表情になる。
デメリット
皮膚を切除する施術に比べると効果は小さい。非吸収性の糸を使用するため、糸が体内に残る。個人差によりますが、3年~5年くらいで効果がなくなる。
失敗例
糸を使用した施術に共通して言える事ですが、糸を固定した部分が膨らんで目立ってしまう事があります。また、皮膚の薄い人や色の白い方では挿入した糸が透けてしまうというトラブルもあります。これらのトラブルは糸を抜去する事で解消されます。また皮膚に糸を埋め込む事で異物感や引きつりを感じる方がいらっしゃいます。切開を伴う施術に比べると効果が少ないと感じる方もいらっしゃいます。糸の挿入部位のズレや引き上げる強さの違いで左右差を生じてしまう事もあります。
施術の名医
スプリングスレッドリフトは切開や縫合が必要ないため技術が必要ない様に感じるかもしれません。しかし、実際は糸の挿入にも技術で差が出てしまうため医師の技術力の高さは必要不可欠になります。また、カウンセリング時にメリットやデメリット、リスクの説明が出来る医師が望ましいです。患者の要望をしっかりと聞き適切な治療プランを立てる事も大切な事です。病院のHP等で過去の実績を調べる、経験者の感想を聞く事も有効です。施術には様々な物があるので患者に合った施術を勧める事が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
局所麻酔、静脈麻酔を使用する。
術中・術後の痛み
術後は人によっては軽い痛みを感じる。
ダウンタイム
腫れや痛みのピークは2、3日くらい。1週間~10日くらいで落ち着く。
施術時間
施術時間は本数にもよるが1時間~2時間ほど。
料金相場
大体の相場は30万円~80万円前後。1本あたり10万円ほど。