レディエッセ

概要・効果

レディエッセとは鼻に注入すると内部で骨と同じ様な組織を作りだす成分の事です。主成分はカルシウムハイドロキシアパタイトという物で歯や骨を形成する成分となっており、人間の組織内にあるカルシウムとリン酸イオンから出来ているため体への危険がとても少なくなっています。生体分解性物質なので時間の経過とともに体内に吸収されますが、その後もコラーゲンを生成する事が出来ます。そのレディエッセを真皮下層の手前に注入する事で鼻を高くしていきます。主に鼻筋を通したい方、鼻根を高くしたい方に効果があります。デザインがしやすく、1年～2年効果が持続するためヒアルロン酸注入よりも優れた施術と言えます。

こんな方におすすめ

鼻を高くしたい方。鼻筋をまっすぐにしたい方。注入法でやりたい方。

メリット

非動物性成分なのでアレルギー等の心配がない。効果の持続性が高い。

デメリット

修正手術がない。ヒアルロン酸に比べると感染に弱い。すぐに元に戻せない。

失敗例

レディエッセを使用する隆鼻術で一番多いトラブルは仕上がりに不満があった時などにすぐに元の状態に戻す事が出来ないという事です。レディエッセには溶解薬がないため体内に吸収されるまで元に戻る事はありません。効果は少なくても1年間ほど持続するためその間仕上がりが気に入らない状態で過ごさなければならなくなります。また、注入量によってはしこりや凹凸が出てしまう事があるようです。注入が均一でない場合には皮膚の色あいが変わってしまうという失敗もあります。

施術の名医

レディエッセには溶解薬がないため元に戻す施術がありません。そのため、カウンセリング時に患者の要望をしっかり聞き、シミュレーションを行う事が重要です。仕上がりのイメージを患者と共有する事でトラブルを未然に防ぐ事が可能になります。もちろん鼻は顔の中でも目立つ場所であるためデザイン力、注入の技術力の高さも求められます。隆鼻術にはレディエッセを使用する施術以外の選択肢もあるため患者個人個人の要望や状態に応じて適切な施術を勧める事が出来るというのも名医には欠かせないポイントとなります。

麻酔

クリーム麻酔を使用する。レディエッセに麻酔を入れる方法もある。静脈麻酔を使うクリニックもある。

術中・術後の痛み

術中は注入時に痛みを感じやすい。術後もしばらく軽い痛みが続く。

ダウンタイム

腫れのピークは2～3日間ほど。平均1週間はむくみが見られる。

施術時間

施術時間は10分～20分ほど。入院の必要はなし。

料金相場

大体の相場は10万円前後。注入量によっても変動がある。