サーマクールCPT
概要・効果
サーマクールCPTはサーマクールを改良した高周波治療器の事です。改良点はハンドピースに振動機能を加える、チップの先を変えて熱伝導率の改善をする事で痛みを軽減する事が可能になっています。施術の内容はサーマクールと同様で高周波の熱が真皮内のコラーゲンを収縮させる事でたるみを引き締める事が出来ます。また、肌のきめも細かくする事が出来るので毛穴も小さくなる効果が期待出来ます。熱で真皮細胞は傷ついてしまいますが修復される過程でコラーゲンが生成され、さらに美肌効果が生まれます。たるみやしわを改善したくてもメスを入れるのに抵抗があるという方におすすめの施術になります。新陳代謝が元々活発でない方にはあまり効果がなかったりと適応しない方もいます。
こんな方におすすめ
顔のたるみやしわを改善したい方。開いた毛穴を解消したい方。肌のハリが欲しい方。
メリット
サーマクールよりも痛みが軽減されている。リフトアップ以外にも小顔効果、肌質改善など多岐に渡る。周囲の方に気づかれにくい。
デメリット
サーマクールに比べると痛みは和らいでいるが人によっては強い痛みを感じる。切るフェイスリフトに比べると効果が現れない場合がある。肌がやけどのように腫れたり、むくんだりしてしまう人がいる。
失敗例
サーマクールCPTではやけどを起こしてしまう事があります。やけどを負った場合は赤みが続いたり水泡が出来てしまいます。またやけどを起こした部位に色素沈着を起こしてしまい、時間が経過しても残ってしまうトラブルもあるようです。肌が弱い方はこのトラブルが多いです。その場合は漂白クリームやトレチノチンクリームを塗る事で改善する事があります。色素沈着だけではなくやけどの跡が凹んで目立ってしまうという例も見られます。大体は時間の経過とともに消えていきますが、残ってしまった場合はヒアルロン酸等を注射する事になります。
施術の名医
サーマクールCPTはメスを使わずたるみを改善し、肌質も良くなります。サーマクールよりも痛みの軽減、熱効率の良さも改良されており優れた施術です。しかし肌の状態などによって効果が出ない方もいるため患者個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。特に顔は目立つ場所であるためシミュレーションの活用やデザイン力、機器を扱う技術力の高さも求められます。医師の技術によって仕上がりは大きく左右されます。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
クリーム麻酔。
術中・術後の痛み
術中に痛みを感じる事が多い。術後は軽い痛みを感じる。
ダウンタイム
全体的な腫れや赤みは1週間前後で治まる。
施術時間
施術時間は30分~60分ほど。
料金相場
大体の相場は15万円~30万円前後。部位により異なる。