陥没乳頭治療

概要・効果

この施術は陥没乳頭を解消する施術になります。陥没乳頭とは乳房の内側に乳頭が埋入している状態の事を指します。乳管の発達障害が原因で起こると言われており、授乳の妨げや乳腺炎の原因になるなど美容の面以外でも障害になります。仮性陥没乳頭は刺激によって隆起する事があり軽度とされていますが、真性陥没乳頭は常に陥没している状態なので切開を伴う施術が必要になります。施術の流れとしては乳頭を切開し糸で陥没した乳頭を引き上げます。そして乳管周囲の組織を剥がして縫合するという流れになります。施術後に授乳に影響が出る事はなく、場合によっては保険が適用される事もあるので大変有効な施術と言えます。一方で医師によっては乳管を傷つけてしまい一部を損傷してしまう事もありますので、病院選びは慎重に行う事が大事になります。

こんな方におすすめ

陥没乳頭を解消したい方。

メリット

授乳が必要な方などは保険が適用される事がある。今までより、衛生的になる。

デメリット

再発する事がある。乳管を傷つけると授乳機能が一部損なわれる事がある。

失敗例

乳頭に左右差が生じてしまう事があります。元々の乳頭の大きさが影響する場合と医師のデザインがうまくいっていない時に起こります。また乳管や組織を切る際に血管の一部も切る必要があります。その際に乳頭の血流が悪くなり紫に変色したりする例も見られます。最悪の場合乳頭が壊死してしまう事もあるので、症状が見られた場合はすぐに病院に行かなければなりません。また、乳管の引っ張りが強いと術後に元に戻ってしまう事があります。乳管が短いと乳頭を十分に引き出せず、思ったより効果が出ないというトラブルもあります。

施術の名医

陥没乳頭治療は美容の面以外に健康面などに支障をきたすため、そのままにしておくのは良くありません。しかし、医師の技術力が低いと陥没が十分に解消されず、授乳に支障が起こるなどトラブルが起こってしまいます。乳管を温存する施術方法を行っている医師が望ましいでしょう。バストは女性の大切なパーツであるためシミュレーションの活用やデザイン力、切開の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。

麻酔

局所麻酔、場合により静脈麻酔。

術中・術後の痛み

術後は軽い痛みを感じる事がある。

ダウンタイム

痛みは3～5日前後。完全に腫れが引くのは、1週間～10日前後。

施術時間

施術時間は45分～60分前後。

料金相場

大体の相場は20万円～40万円前後。条件によっては保険適用可。