浅層脂肪吸引
概要・効果
この施術は皮下脂肪の浅い部分の脂肪を吸引する施術になります。浅層脂肪吸引はイタリアで開発されたもので皮下脂肪の浅層部分の脂肪を吸引していくものです。スーパーフィッシャルリポサクションと呼ばれる事もあります。通常の脂肪吸引との併用も可能です。浅層脂肪吸引では皮膚のたるみを抑える事が出来るので、たるみが起こりやすい下腹部や臀部に適応する施術です。しかし、浅層脂肪を取り除くので万が一取り残しがある場合、皮膚がでこぼこしてしまう事があります。そのため医師の技術と経験がなければ非常に難しい施術となります。脂肪吸引には様々な種類があるので自分に適応した施術を受ける、もしくは部位や脂肪の量に応じて他の脂肪吸引術と併用するのが望ましいでしょう。
こんな方におすすめ
下腹部や臀部の脂肪を解消したい方。脂肪吸引後の皮膚のたるみをなくしたい方。ダウンタイムが少ない方が良い方。
メリット
浅層部分の脂肪を吸引しても皮膚のたるみが生じない。たるみが生じやすいお尻などには効果的。
デメリット
均一に脂肪を吸引する技術が必要。表面に凸凹が生じてしまう場合がある。
失敗例
脂肪吸引全般に言える事ですが術後しばらくは筋肉痛の様な痛みを感じる事があるという点です。効果がなかなか出にくい方もいらっしゃいます。稀に拘縮を起こしてしまう事があります。マッサージ等をしても拘縮を起こして皮膚が硬くなってしまった場合は医師の吸引技術に問題があったという例が見られます。中には全く効果が出ない方もいらっしゃいます。また皮膚に凹凸が生じてしまった場合は均一に脂肪吸引が行われていない可能性があります。
施術の名医
浅層脂肪吸引は従来なら皮膚のたるみが出やすい浅層部分の脂肪をたるみを抑えながら取り除く事が可能な優れた施術です。しかし適応しない方もいるので患者個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。脂肪吸引は失敗のリスクも多いのでシミュレーションの活用やデザイン力、吸引の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
局所麻酔、静脈麻酔を使用する事が多い。
術中・術後の痛み
術後は筋肉痛やしびれのような強い痛みを感じる人もいる。
ダウンタイム
全体的な腫れは2週間前後続く。
施術時間
施術時間は1部位で20分程度。
料金相場
大体の相場は30万円~60万円前後。部位により変動。