エランセ
概要・効果
この施術は注入剤を使って肌の再生をはかる施術になります。エランセはPLC(ポリカプロラクトン)を主成分とする注入剤で、これを皮膚に注入する事によってほうれい線やしわを解消する事が出来ます。ポリカプロラクトンは手術で使用する溶ける糸に使用されているもので、エランセではこのポリカプロラクトンを細かい球状にしています。エランセは凹みを解消する事でシワや頬のくぼみを解消する効果、コラーゲンの生成を促す効果があるので肌のハリや弾力を取り戻す事が可能です。エランセは体内で溶けるため体内に残る事がなく、FDAの認可を受けている注入剤なので安全性の心配もありません。エランセには溶解注射がないので失敗を防ぐには名医のいる病院を選択する必要があります。
こんな方におすすめ
肌のハリや弾力を取り戻したい方。ゴルゴラインやマリオネットラインが気になる方。こめかみの凹みが気になる方。
メリット
効果の持続が3年ほどと比較的長い。安全性が確率されている注入剤である。凹みの改善だけでなく、コラーゲンの生成が活発になる。
デメリット
溶解注射がないので修正が出来ない。注入部位が浅い場合は、凹凸が気になる事がある。
失敗例
ヒアルロン酸を過度に注入する事で膨らみが生じて不自然になってしまう事があります。最悪の場合ヒアルロン酸の入れ過ぎで血管が圧迫され血流が悪くなり、皮膚が壊死してしまうトラブルも起こってしまいます。また医師の注入の技術によっては凹凸が出来てしまったり、しこりがあるような異物感が残る例も見られます。稀ですがヒアルロン酸でアレルギーを起こす方がおり、その場合は通院やヒアルロン酸を溶かす注射を打つ必要が出てしまいます。
施術の名医
エランセは効果も長続きするので優れた施術ですが溶解注射がなく吸収されるのを待つ以外に対応出来ないので慎重に施術をする必要があります。少しでも仕上がりへの不満を無くす為には、事前のシミュレーション時に患者とイメージの共有が出来る医師が望ましいと言えます。注入の技術、デザイン力も重要になります。過去に施術を経験した方に感想を聞いて医師を選ぶという方法も有効です。カウンセリング時にメリット・デメリットの説明、保証内容などを患者にしっかり伝える事が出来る点も重要になります。
麻酔
クリーム麻酔、局所麻酔を使用する。
術中・術後の痛み
術後はほとんど痛みを感じない。
ダウンタイム
ほとんどない。軽い腫れが1週間前後続く事がある。
施術時間
施術時間は30分~45分ほど。注入箇所により変動。
料金相場
大体の相場は10万円~15万円前後。