PPP注入治療法(プラズマジェル)
概要・効果
この施術は血液成分をジェル化させたものを使ってほうれい線や皮膚のくぼみを解消する施術になります。PPPとは少血小板血漿というもので、自身の血液から抽出した少血小板血漿をALSAシステムでジェル化したものを皮膚に注入してほうれい線やくぼみを埋める事が出来ます。PPPは皮膚再生という面では効果は劣りますが、注入する事で凹みを埋める事が可能なので即効性の面では優れた施術です。即効性のある注入法はヒアルロン酸等を使用するものがありますが、プラズマジェルは自身の血液から作成したものなのでアレルギー等の心配もないので安全性が高い施術です。また、ALSAシステムはGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理)の基準を満たしているので信頼性の面でも心配はありません。
こんな方におすすめ
細かいしわやたるみを解消したい方。頬のはりやボリュームを出したい方。注入剤などの異物が不安な方。
メリット
即効性がある。自身の血液成分を使用するため安全性が高い。ヒアルロン酸注入の10分の1程度の金額で受けられる。
デメリット
効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要がある。一度に大量の注入を行うと凹凸ができる場合がある。
失敗例
血液成分を使った施術に共通して言える事ですが妊娠中の方、肝臓疾患を持っている方や心臓病を患ったことのある方には適応しない施術になります。また、人によっては効果が全くでない方もいらっしゃいます。注入部位に感染が起こり、強い痛みは腫れが出る事があります。感染がひどくなると化膿して熱を持ってしまうため切開して膿を出す施術を受けなければなりません。また皮膚に凹凸が生じてしまう例も見られます。効果の持続が半年ほどなので定期的に注入する必要があります。
施術の名医
PPP注入療法は切開や縫合が必要ないため技術が必要ない様に感じるかもしれません。しかし、実際は注入によるデザインで差が出てしまうため医師の技術力の高さは必要不可欠になります。またカウンセリング時にメリットやデメリット、リスクの説明が出来る医師が望ましいです。患者の要望をしっかりと聞き適切な治療プランを立てる事も大切な事です。病院のHP等で過去の実績を調べる、経験者の感想を聞く事も有効です。痩身施術には様々な物があるので患者に合った施術を勧める事が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
クリーム麻酔、局所麻酔を使用する。
術中・術後の痛み
術後は軽い痛みを感じる。
ダウンタイム
ほとんどない。稀に腫れが1週間ほど続く場合がある。
施術時間
施術時間は30分~45分ほど。
料金相場
大体の相場は15万円~25万円前後。箇所により大きく変動する。1カ所10万程度が多い。