リダクション(乳房縮小・減胸)
概要・効果
この施術は胸が大きく悩んでいる方の乳房を小さくする施術となります。以前は豊胸施術の人気が圧倒的に大きかったのですが、近年では食の欧米化などで大きなバストの方が増え、乳房縮小施術を受ける方も多くなってきている様です。大きすぎるバストを小さくする事で加齢による下垂を防ぐ、肩こりの解消などの効果が期待出来ます。施術の流れとしては乳輪の周りを切開し、肥大した乳腺、余分な脂肪や皮膚を切除していく流れになります。切除する組織や皮膚の量が多くなるほど切開範囲は広くなります。切開を伴う施術のため傷跡は残ってしまう事があります。乳輪縮小術や乳房つり上げ術を同時に行う事も多い様です。また乳頭周りを切開するため傷跡が目立ってしまいますが、病院によってはアートメイクで乳輪をデザインして傷を目立たなくする施術を行っているところもあります。
こんな方におすすめ
大きすぎるバストを解消したい方。大きすぎるバストにより、肩こりがひどい方。
メリット
バストの大きさだけではなく肩こりや下垂のリスクを軽減できる。
デメリット
傷が残ってしまう。ダウンタイムが長い。
失敗例
バストがイメージよりも小さくなってしまう事があります。医師とのイメージの共有が出来ていないなどの理由でイメージと違う仕上がりになってしまいます。また、バストのサイズや乳頭の位置に左右差が生じてしまう事があります。術中に知覚神経をカットする必要が出た場合、術後しばらくの間バストの皮膚などの感覚が麻痺してしまう事もあります。傷跡がケロイドの様になってしまう、色素沈着が起こってしまうというトラブルも見られます。傷跡を完全に消す事は困難ですが、切開やレーザーなどで症状を緩和する事は可能です。
施術の名医
乳房縮小の手術ではバストの形状や乳輪・乳頭の位置にも変化が起こるため、慎重に施術をする必要があります。少しでも仕上がりへの不満を無くす為には、事前のシミュレーション時に患者とイメージの共有が出来る医師が望ましいと言えます。デザイン力も重要になります。過去に施術を経験した方に感想を聞いて医師を選ぶという方法も有効です。カウンセリング時にメリット・デメリットの説明、保証内容などを患者にしっかり伝える事が出来る点も重要になります。
麻酔
静脈麻酔、全身麻酔を使用する事が多い。
術中・術後の痛み
術後は人によっては強い痛みを感じる。
ダウンタイム
腫れが完全に引くのは2週間前後。3~5日ほど、安静にする必要があるので、場合によってはバストを固定する。
施術時間
施術時間は2時間~3時間ほど。入院の必要はなし。
料金相場
大体の相場は50万円~120万円前後。バストの状態により変動。