CMCジェルバッグ
概要・効果
この施術はCMCジェルバッグをバストに挿入する事で豊胸効果を得る施術となります。CMCジェルバッグはカルボキシル・メチルセルロースと生理食塩水を混ぜたジェルを使用しています。このバッグはフランスのアリオン社で開発されたもので、感触や見た目が限りなく自然に近いバストを作り出す事が可能なバッグです。表面の膜はスムースタイプと拘縮が起こりにくいと言われているテクスチャードタイプがあります。柔らかなバストを手に入れたい方にはおすすめ出来る施術と言えます。施術の流れとしてはわきの横あたりを切開し筋膜下、乳腺下にバッグを挿入するスペースを作ります。そしてそこにハイドロジェルバッグを挿入していくという流れになります。脂肪を注入する施術とは異なり半永久的な効果が得られます。
こんな方におすすめ
大幅なバストアップを望んでいる方。半永久的な効果を望んでいる方。
メリット
自然な仕上がりが期待出来る。ハイドロジェルバッグより、安全性が高い。
デメリット
安全性が確立されていない。
失敗例
バッグを挿入した位置のズレなどによりバストに左右差が生じてしまう事があります。また、術後は腫れやむくみ等で仕上がりがはっきり分からないため実際の仕上がりよりもサイズが大きく見えてしまいます。そのため仕上がりが十分ではないと感じる方もいらっしゃいます。その場合はさらに大きめのバッグと入れ替えする事も出来ますが、難易度も高く感染のリスクも高くなります。CMCジェルバッグの内容物は医薬品や食品などにも使用されているので安全という主張もありますが、生体内で毒性化する危険性を訴えもあり安全性が確立されていません。
施術の名医
CMCジェルバッグは安全性が確立されておらず、破損した際に内容物が体内に吸収される際に毒性化するのではないかとの主張もあります。そのためむやみにCMCジェルバッグを勧めず、患者一人一人に適応したバッグを勧める事の出来る医師が望ましいです。バストは女性の大切なパーツであるためシミュレーションの活用やデザイン力、挿入の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。
麻酔
全身麻酔と局所麻酔を使用する事が多い。
術中・術後の痛み
術後は個人差だが軽い痛みを感じる人もいる。3~5日ほど、痛みが続く。
ダウンタイム
腫れは2週間前後続く事が多い。完全に元通りになるのは、1ヶ月ほどかかる。
施術時間
施術時間は1時間程度。
料金相場
大体の相場は80万円~100万円前後。