メモリージェルバッグ

概要・効果

この施術はメモリージェルバッグをバストに挿入する事で豊胸効果を得る施術となります。メモリージェルバッグはコヒーシブシリコンバッグを改良したもので、表面が滑らかになっており自然な動きを出す事も可能なバッグです。このバッグはアメリカのメンター社製で、2層のメチルレイヤーによって耐久性を大幅にアップさせた画期的なバッグになります。ＦＤＡによって安全性が証明された事もあって安全性の面でも心配はいりません。施術の流れとしてはわきの横あたりを切開し筋膜下、乳腺下にバッグを挿入するスペースを作ります。そしてそこにメモリージェルバッグを挿入していくという流れになります。脂肪を注入する施術とは異なり半永久的な効果が得られます。

こんな方におすすめ

大幅なバストアップを望んでいる方。半永久的な効果を望んでいる方。左右の胸の大きさが、極端に違う方。

メリット

内容物が漏れるリスクが低い。効果が半永久的。バックの自然な動きが可能。

デメリット

切開範囲が広いため傷口も目立ちやすい。乳がん検診の際にマンモグラフィーの撮影が出来ないことがある。

失敗例

バッグを挿入した位置のズレなどによりバストに左右差が生じてしまう事があります。また、術後は腫れやむくみ等で仕上がりがはっきり分からないため実際の仕上がりよりもサイズが大きく見えてしまいます。そのため仕上がりが十分ではないと感じる方もいらっしゃいます。その場合はさらに大きめのバッグと入れ替えする事も出来ますが、難易度も高く感染のリスクも高くなります。リスクは大幅に抑えられてはいますが被膜拘縮が起こってしまう事があります。被膜拘縮とはバッグ全体に膜が出来、硬くなる事で形が不自然になってしまう事です。

施術の名医

メモリージェルバッグはとても優れたバッグですが豊胸バッグ挿入の施術は患者それぞれに適したものを選択する必要があります。そのため個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。バストは女性の大切なパーツであるためシミュレーションの活用やデザイン力、挿入の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。

麻酔

全身麻酔と局所麻酔を使用する事が多い。

術中・術後の痛み

術後は個人差だが軽い痛みを感じる人もいる。3～5日ほど、痛みが続く。

ダウンタイム

腫れは2週間前後続く事が多い。完全に元通りになるのは、1ヶ月ほどかかる。

施術時間

施術時間は1時間程度。

料金相場

大体の相場は50万円～70万円。