前額リフト(前額部リフト)

概要・効果

この施術は皮膚を引き上げる事で額のしわを改善する施術になります。前額リフトは額のしわや眉毛の下垂を解消したい方に適応した施術です。施術の流れとしては前髪の生え際に沿って切開し、一度皮膚を剥離していきます。そして余った皮膚の切除をしてから皮膚を引き上げて縫合するという流れになります。二重の幅を広くする効果も期待出来ます。筋肉や神経は傷つけず残すので体への負担も抑えられています。また、髪の生え際に沿って切開していくので傷跡も目立ちません。他に内視鏡を使用する方法もありさらに傷跡を小さくする事も可能です。施術によって生え際の毛が薄くなる心配もありませんので安心して受けられる施術となります。

こんな方におすすめ

額のしわや眉毛の下垂を解消したい方。まぶたが思いと感じる方。

メリット

眉間やまぶたのたるみを解消する事も出来る。眉間、目尻のしわやまぶたのたるみ解消など、一気に効果が得られやすい。

デメリット

切開範囲が広いので医師の技術によっては傷跡が目立つ事がある。

失敗例

切開部分から離れた場所にしわやたるみが残ってしまう事があります。また深いしわは完全に消えない事があります。その場合はボトックスなど他に有効な施術を受ける事で解消する事が出来ます。また額や眉毛の下垂が解消される事で二重のラインに影響が出てしまう事があります。医師の技術によりますが傷跡に段差や凹みが出てしまうというトラブルもあります。また、こめかみから額にかけて走る顔面神経を傷つけてしまい、顔面麻痺が起こってしまうトラブルも見られます。時間の経過とともに回復していきますが稀に麻痺が残ってしまう事があります。

施術の名医

額のたるみやしわを部分的に解消する施術としては有効な施術ですが、最近ではプチ整形などで気軽に解消する事も出来ます。また患者に適応しない事もあるようです。そのため患者個人個人に適応した施術を見極める事の出来る医師が望ましいです。顔は特に人に見られる場所であるためシミュレーションの活用やデザイン力、切開の技術力の高さも求められます。加えて縫合技術が高い医師であれば傷跡が残るリスクも抑える事が可能です。カウンセリング時にリスクや保証内容の説明が出来る医師も名医と言えます。

麻酔

局所麻酔、静脈麻酔を使用する。場合によっては全身麻酔を使用する。

術中・術後の痛み

術後は多少痛みを感じる。

ダウンタイム

ピークは3日ほど。完全に腫れが引くのに2～3週間前後かかる。

施術時間

施術時間は1時間～2時間。入院の必要はなし。

料金相場

大体の相場は60万円～80万円前後。