裏ハムラ法(経結膜式ハムラ法)

概要・効果

裏ハムラ法は下瞼のへこみに脂肪を移動し目元の形を整えるという点ではハムラ法と同じ内容の施術となります。異なる点はハムラ法では下瞼の皮膚を切開し影の部分に脂肪を移動しますが、裏ハムラ法は下瞼の裏つまり結膜側から脂肪を移動するという点になります。皮膚を切開する必要がないので傷跡が目立つという事がありません。ただし、ハムラ法の様に余分な皮膚を切除する事はしません。ハムラ法同様、瞼の脂肪やへこみを解消するのに大変効果が高い施術となります。結膜側から小さな穴を開けてそこから脂肪を移動して固定するのでハムラ法に比べさらに難易度が高い施術と言えます。ハムラ法では下まつげが引っ張られる原因となる下瞼外反が起こる事がありますが、裏ハムラ法では切開をしないためその心配はほとんどありません。

こんな方におすすめ

下まぶたの影は目立つが皮膚のたるみが少ない為皮膚の引き上げが必要ない方。目の下のデコボコや、くまを解消したい方。

メリット

結膜側からの切開になるため傷跡が残らない。自分の脂肪を使うため吸収される事がなく効果が半永久的。

デメリット

皮膚の厚い人には向かない施術である。内出血を起こして軽い痛みがしばらく続く事がある。

失敗例

瞼が膨らみ過ぎて腫れている様な印象を受けてしまう事があります。これは術後の腫れ等である事が多いですが、稀に長期間続いた場合は脂肪を取り除いて膨らみを抑える施術を受け直す必要が出てきます。逆に移動出来る脂肪の量が少ないためにまぶたの膨らみが低く思ったような効果が得られないというトラブルもあります。裏ハムラ法では下瞼外反はめったに見られませんが稀に笑ったり顔を動かしたりするときに引きつれた様な違和感を感じる方がいます。

施術の名医

裏ハムラ法はハムラ法同様アメリカ等では症例が多く経験を積んだ医師が多いのですが、日本ではまだ症例があまりなく経験の少ない医師が多いのが現状です。またハムラ法以上に高い技術が求められます。そのため裏ハムラ法の経験を少しでも多く積んだ医師を選択する事が大切になってきます。裏ハラム法は脂肪、皮膚のたるみが少ない方には向かない施術であるためむやみに施術を勧めず、本当に裏ハムラ法が患者に合った施術なのかを見極める目を持っている医師が望ましいでしょう。カウンセリング時にリスクや保証等の説明をきちんとする医師も名医と言えます。

麻酔

点眼麻酔、局所麻酔を使用する。静脈麻酔を使う場合もある。

術中・術後の痛み

術後は軽い痛みを感じる。

ダウンタイム

軽い腫れが1～2週間続く事がある。

施術時間

施術時間は1時間半～2時間ほど。

料金相場

大体の相場は30万円～40万円前後。